今、人気の「自動で芯が出る」機能がついた高機能シャーペンの2大巨塔「オレンズネロ」と「クルトガダイブ」。買いたい思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、なぜ手が出ないのかというと高いから。また、「オレンズネロ」と「クルトガダイブ」どちらを買えば良いか分からないからですよね。
少しでもそんな皆さんの手助けになればと思って、それぞれのシャーペンのメリット・デメリットなどを解説していきます。
前回の記事は見ていただけましたか?
まだ見ていないという方は、まずはその記事を見てから戻ってきてくださいね。
自動で芯が出てくるメリット
オレンズネロやクルトガダイブなどのように、自動で芯が出るメリットは、シャーペンの頭をノックする回数がだいぶ減ることです。
ノックなんてほんの少しの動きだと思うかもしれませんが、学生が授業を受けているときや、勉強している時を思い出してみてください。数えられる回数じゃないですよね。
ほんの少しの動きですが、その行為の回数はとんでもないのでそれをなくすことで、シャーペンを使っているときのストレスが大幅に軽減されますし、効率よく勉強できます。
オレンズネロについて
基本情報
- メーカー
ぺんてる株式会社
- 値段
定価3,300円(税抜き3000円)
- 芯径
0.2 0.3 0.5
- 色
黒
特徴・使ってみての感想
特徴
自動で芯が出る機能の一番の特徴はやはり自動で芯が出ることですが、それについては初めに説明しているので省略します。
そして、もう一つの特徴は、最大芯径が0.5ということです。芯径を複数展開しているシャーペンは0.3,0.5,0.7というのが多いので、これはなかなか珍しいと思います。
ちなみに私は0.3を使っています。
また、オレンズネロはオレンズシリーズの製品なので、「芯を出さずに書ける」というのもこのペンの大きな特徴です。
オレンズシリーズとは、ぺんてるさんが出している「オレンズ」の名の付く商品で、ペン先のパイプと呼ばれる金属部分にシャーペンの芯をしまったまま、芯を出さずに字を書けるという特徴があります。
良いところ
特徴の欄でも書きましたが、オレンズネロはオレンズシリーズのペンなので、芯をパイプの中にしまったまま字を書くことが出来ます。なので、筆圧が強くても関係なく書き続ける事が出来ます。
また、このペンは製図用シャーペンと呼ばれるシャーペンで、図形などが書きやすく、理系の私にはもってこいのペンでした。
また、芯を1本使い切るまでは常にパイプの長さの分の芯は確保されているので、芯が減っている感覚がなくストレスフリーです。
ただし、製図用シャーペンだからといって、普通に文字を書く事に向いていないのかというと、そういうわけではありません。ペンの形も握りやすく、自動で芯が出て、折れないので文系科目のノートをとるときも重宝されるでしょう。
悪いところ
こんなに良いペンでも悪いところは2つあります。
それは「高い」と「パイプがすれる」です。一つずつ説明していきます。
まず、「高い」について、基本情報の欄でも紹介したとおり、このシャーペンは3000円もします。
高級シャーペンに慣れていない人は、なかなか手が出せない金額だと思います。
私のブログで度々「高級シャーペン」という言葉が出てくるのですが、これは1000円以上のシャーペンを指しています。
次に「パイプがすれる」について、特徴の欄でも少しの書いたのですが、このペンはペン先のパイプに芯をしまったまま書けます。
しかしその反面、紙に金属のパイプがすれる感覚があります。
私は気になりませんが、人によってはめちゃめちゃ気になると思います。
とりあえず、その感覚がどんなものか試してみたいという方は一番普通のオレンズを使ってみてください。ノックがいらないという機能は同じなので、手軽な価格でパイプがすれる感覚を体験できると思います。
クルトガダイブ
基本情報
- メーカー
三菱鉛筆uni
- 値段
定価5,500円(税抜き5000円) *今は値上がりしています
- 芯径
0.5
- 色
アビスブルー デンスグリーン トワイライトオレンジ
特徴・使ってみての感想
特徴
オレンズネロと同じく、クルトガダイブの一番の特徴は自動で芯が出ることですが、それについては同様に省略します。
まず、ほとんどの人が知っていると思いますが、前提知識として、クルトガについて軽く説明しておくと、文字を書いている途中に芯が回ることで、常に芯がとがり続けるというものです。
また、シャーペンとしては珍しくキャップ付きで、キャップを開けたら勝手に芯がちょうど良い長さだけ出てるんです。そして、そのちょうど良い長さというのも3段階の中から自分で選べます。
良いところ
クルトガダイブの良いところは自動で芯が出るのはもちろんですが、それに加えてクルトガの機能がついているところです。この二つの機能が組み合わさったのを想像してください。
勝手に芯が出てきてかつ、常に芯がとがっているんです。すごくないですか⁉
これだけで十分すごいんですが、このシャーペンのポイントは、キャップです。
キャップを外しただけで芯が出て、それ以降は自動で芯が出てくれるので、使い方によっては一度もノックせずに使うことが出来るかもしれません。
悪いところ
ここまで良いところしか書いていないのですが、やはりクルトガダイブにも悪いところはあります。
それは、「書き心地」と「芯の長さ」です。
まず、書き心地から説明します。
実際に書いてみると、「ん、うん。すごいけど書きやすくはないか」という感じで、書き心地は正直微妙です。
次に、芯の長さについてです。
特徴の欄でキャップを外したときの芯の長さを選べると書きましたが、私みたいに筆圧が強い人は、一番長い設定にしても、芯が出てくるよりも先に出ている芯を使い切ってしまう事があります。そのときは自分でノックすれば芯は出てきます。
結局どっちが良いのか
正直言うと、はっきりどっちが良いとは言えません。
ただ、言える事としては
細い芯が好き、パイプがすれる感覚が気にならない、芯が減っている感覚がいやならオレンズネロ
クルトガの機能がついてて欲しい、筆圧が強くないならクルトガダイブ
そんなにこだわりが無いなら安い方のオレンズネロ。(それでも十分高いですけどね(笑))
私の記事は参考程度に、最後は自分の判断で買ってください
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